畑先生のような女性政治家の必要性とは何か
By 10witnes / 10月 28, 2021 / コメントはまだありません / ライフスタイル
政治家は政治をするときに欠かせない存在ですが、政治は国民の生活に直結することになるので、偏った人材だけでおこなうと大変なことになります。
そのため政治家は独断でなることはできず、選挙を通じて当選をした人物だけが政治家になることができます。
日本では衆議院と参議院がありますから、数多くの政治家が存在します。
選挙で選ばれた結果ではありますが、日本では男性の政治家のほうが女性政治家よりも多い特徴があり、それが性の差別にも繋がっている可能性が高いです。
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目次
日本では経営者などの重要なポストに就く人も男性のほうが多い
日本では男性のほうが女性よりも収入が高い傾向がありますし、経営者などの重要なポストに就く人も男性のほうが多いことになっています。
女性は家庭内の家事や育児などを長年やってきましたが、時代の流れでやっと男性も育児などに参加するようにはなってきています。
それでもまだまだ女性の家庭内での負担は多くなっていますし、出産をすることで一時的に職場を離れることでキャリアアップに影響がでることも珍しくないです。
仮に結婚をした後に離婚をすることになると、出産をしたことでキャリアに影響が出ている状況で自立した生活をしないといけないので、貧困化してしまうケースもあります。
女性だけが大変な状態になってしまうケースも多いので、その点を打開することができなければ、少子化を解決することも困難だと考えられます。
女性政治家が増えることで女性が生きやすい社会を目指すことができる可能性が高い
女性の気持ちを理解できるのは、やはり女性である筈なので、女性政治家が増えることで女性が生きやすい社会を目指すことができる可能性が高いです。
女性政治家を増やすには先ずは女性が選挙に出馬をする気持ちを持たないといけないですが、日本で選挙に出馬をするには多くのハードルが存在します。
出馬をするときに供託金を用意しないといけないのですが、非常に高額なので一般的な女性の場合はこの時点で出馬をするのが難しい筈です。
また選挙活動をするときに政党に属していないことで、有権者に存在を知って貰うのが難しい特徴がありますし、地元の人達に一から自己紹介をしていかないといけないので大変だと考えられます。
2世や3世の議員も多いですが、2世や3世だからこそ最初から親などから地盤を引き継ぐことができるので、安定して選挙を戦える魅力もあります。
既存の女性政治家の中にも2世などで活躍している人はたくさん存在しますが、一般的な女性が議員になるのはとても難しいのが現実です。
長年女性政治家が少ない状態が継続をしている理由
地盤がしっかりとしていて政党に既に属している人と選挙で戦えば、余程のことがない限り勝つことは困難なので、同じ人が何回も当選をするケースも多くなっています。
地盤は長年の積み重ねであり、両親が政治家の家に生まれないと手に入れるのは難しいですから、新しくチャレンジする人が議員として入っていくときのハードルが高いことにより、長年女性政治家が少ない状態が継続をしているのが現実です。
政治の場から女性や男性の差を解消することができなければ、根本的な解決を目指すのは難しいですから、この点は既存の政治家達が率先して取り組む課題となります。
ただそのような課題に取り組むと既存の政治家の議席に影響を与えることになるので、自分達の政治生命を守るために改革には乗り出さない可能性が高いです。
既得権益のように既に権利を得た人達が自分達の権利を守るために政治活動をしているケースもあるので、世界的に見ても男女平等からはかけ離れた状態になっています。
有権者自体が女性に対して偏見を持っていることも少なくない
女性が選挙に折角出馬しても、有権者自体が女性に対して偏見を持っていることも少なくないので、挫折をしてしまうケースも珍しくないです。
選挙の形を変えるのは難しいですから、有権者側が女性にも活躍して欲しいという気持ちを持って選挙で一票を投じていくことで、少しずつ変化を与えられる可能性はあります。
そのためには女性政治家の必要性を幅広く国民が理解をする必要があるので、教育などを通じて子供のときから意識改革をしないと厳しい筈です。
既に大人になっている人の意識を変革するのは難しいので、子供達が大人になったときに男女平等の大切さを理解できるような状態を目指すのが現実的だと考えられます。
ただ教育自体も政治の力が加わっているので、この点も既存の政治家が動かないと変化を与えるのは難しい可能性が高いです。
日本は高齢化と少子化の両方が進んでいる国であり、女性の力がより必要となるのは明らかですから、政治の場で女性の意見を強く言える環境作りは早急に実現しないといけません。
まとめ
母子家庭が貧困化をしている現実もありますから、女性が活躍をして子育てを安心してできる環境を作っていくには、政治からのサポートが欠かせないです。
いろいろな困難が存在しますが、それらの困難に現実的に立ち向かっていくには先ずは政治家から変わっていくのが重要だと考えられます。
少しずつの意識の変化で、社会は大きく変化をすることができますから、有権者は選挙に参加をするのが大切ですし、出馬をした人を応援する気持ちも必要になる筈です。
最終更新日 2025年5月20日 by 10witnes