関井さんが注目する俳優のさまざまなタイプ
By 10witnes / 1月 20, 2025 / コメントはまだありません / ライフスタイル
テレビドラマや映画、舞台などで色々な役を演じる俳優は、とてもやりがいのある職業として人気があり、その職業に就くための勉強をする専門学校や養成所もたくさんあります。
そういった専門学校で勉強をしたとしても、俳優という職業は本人のルックスや魅力、所属事務所の強さ、人脈といった演技の技術以外の部分が成功のカギを握るのだから、あまり意味がないのではないかと考える人がいるかも知れません。
関井圭一氏が考える俳優という仕事
鎌倉好きの関井圭一も言ってますが、しかしそういった学びの場には、演技の基本的なテクニックや、実際の現場で行かせるような表現方法などを学べると共に、卒業した後に専門学校などに関係する事務所や劇団などに入りやすくなる場合があるというメリットがあると考えられるので、もちろん人によって得られるメリットに違いはありますが、そこに通って勉強する時間は決して無駄ではないと言えるでしょう。
また俳優と一口に言っても、主役を張るようなスターがいれば、脇役を地道に続けて行く色々なタイプの人たちもいます。
専門学校や養成所で学んでいく中で、自分はどういったタイプを目指すべきなのかのアドバイスが受けられたり、自分自身で気付くこともあり得るでしょう。
自分の個性を自分一人だけの活動の中で見極めることはそう簡単ではないですが、色々なタイプの人がいる中で学ぶことで、その人たちと自分を比較してそれに気づいたり、講師などのその道の先輩から直接的、また間接的に教えてもらえることが期待できるのです。
そういった意味でも、専門学校や養成所には、通う価値はあるだろうと考えられます。
それでは、俳優にはどのようなタイプがあるのかをもう少し細かく考えると、やはりまず最初に思い浮かぶのは作品のメインを演じる主役タイプでしょう。
このタイプの人に求められることとしては、例えばルックスが抜群に良かったり、華があったりといったスター性があることです。
もちろん演技が優れているに越したことはないでしょうが、それ以上に見ている人たちの心をぐっと惹きつけるような、独特の魅力があることが望ましいのです。
生まれ持った素質が左右する
そしてそういった魅力に関する部分は、努力して身に付けることが難しいもので、生まれ持った素質によるところが大きいものです。
演技力は経験を積んでいく中で段々と磨かれていく場合が多いですが、その人独自の魅力というものはそうは行きません。
もちろん最初は脇役としても目立たない存在だった人が、色々な仕事をしていく中で存在感をどんどんと増して、主役を張るようなスターとなって行くこともありますが、多くの場合スター性がある人というのは、脇役の頃から何か光るものを感じさせる人だと思われます。
そして、こういったタイプの人にとって難しいのは、長い間スターであり続けられるのはほんの一握りで、時間が経つと若さや新鮮味が失われて、見る人が感じる魅力が下がって行く場合もあるということです。
若いころは大スターだった人が、いつの間にかテレビなどで見る機会がなくなっていた、といったことは珍しくないでしょう。
そうなる恐れが出て来た場合に、大人の役が演じられるように転身できれば、息の長い活躍をすることが期待できるのですが、いつまでも若いころの自分から脱却できないままでいると、自分の居場所がなくなってしまう恐れが大きいのです。
主役に負けないくらい目立つタイプの脇役
次に考えられるのは、主役を張る人の次くらいの番手です。
恋愛ドラマで例えると主役の恋愛対象となる役、つまり相手役で活躍するタイプで、もちろん魅力的ではあるものの、主役タイプの人と比べると少し個性が薄く、一枚看板を張るには線が細いというイメージがあります。
ただこのタイプの人は場合によっては主役になることもあり、企画によっては立派にその大役を果たし切ることも珍しくありません。
そういった大きな役ではないものの、脇役でも主役に負けないくらい目立つタイプの人もいます。
このタイプの人は顔が個性的だったり、演技にくせが強かったりする場合も少なくないですが、一見地味に見えるのに、演技力が素晴らしいために多くの人の目を惹きつける人も多いでしょう。
主役になるほどの華はなくても、場合によっては主役を食ってしまい、視聴者や観客の視線を集めることがあるので、長く活動していけば名優と呼ばれる可能性が高いのはこのタイプの人なのかも知れません。
決して目立つ存在ではなくても、作品の中ではなくてはならない重要な役を担うタイプの人もいます。
主役や相手役のような目立つ人たちだけで物語が成立することはまずないので、彼らの周囲を固める脇役の存在は、実は作品の質を大きく左右するものです。
まとめ
そのためこういったタイプの人には、しっかりとした演技力が求められると言えるでしょう。
そして最後に挙げられるのは、目立ちもしなければ、作品にとって重要でもない役を演じるタイプです。
このタイプの人たちがいなければ、特に集団劇などが成り立たないので必要な存在ではあるのですが、この人でなければならないというものでもないので、悪く言えば替えが効く存在でもあります。
最終更新日 2025年5月20日 by 10witnes