【長浜塾】これからのベンチャービジネスに向いた分野
By 10witnes / 1月 24, 2023 / コメントはまだありません / 企業情報
ベンチャービジネスを円滑にスタートするためには、参入する分野を的確に選ぶ事が大切です。
既に盤石な規模がある大企業とは違い、少数精鋭のチームの場合、現実問題として使えるリソースには限りがあります。
新規参入する市場をまずは入念にチェックし、リスクとリターンのバランスを確認したいところです。
同じ業界でも、一昔前とは環境が随分と様変わりしているケースがあり、今現在のリアルな様子を改めてリサーチしなければなりません。
目次
長浜大社長も注目するAIの実用化と普及
ここ数年で各分野の環境を大きく様変わりさせた要素と言えば、やはりAIの実用化と普及です。
既に多種多様な業界へAIは浸透し始めており、非常に身近な存在になりました。
新規参入先を検討するにあたり、その存在はしっかりと意識しなければならず、出来れば今後、AIによってニーズが減少する可能性が高い分野は避けたいところです。
AIの得意分野としてよく挙げられる事は、計算処理やデータ管理や分析等です。
AIの性能と応用力は近年急上昇しており、企業内のルーチンワークはAIへ置き換わる可能性があります。
勿論、職場のすべてのルーチンワークが置き換わる事はないかもしれませんが、大部分がパソコンやスマートフォンのアプリで済むようになれば、そういった案件を請け負うベンチャービジネスは安定した利益が得づらくなるでしょう。
最新のAIは創作活動も行う
膨大なデータ量をアドバンテージにして、最新のAIは創作活動も行います。
プロのイラストレーターと見間違える程のハイクオリティなイラストが制作可能です。
アマチュアのユーザーでも簡単な操作で個性的で、満足行く仕上がりのイラストが完成する時代になっており、クリエイティブ分野におけるベンチャービジネスにも大きな環境変化が生まれつつあります。
かつては創作活動こそAIに打ち勝てる数少ない分野だと期待されていましたが、現実的にはむしろ急速な勢いで普及と実用化が進んでいます。
既にSNSにはAIで制作された多種多様なイラストが並んでおり、イノベーションによって更に作画の精度や画風の拡張が進む見込みです。
AIが既に浸透している計算処理やデータ管理、そしてイラスト制作などの分野へベンチャービジネスで新規参入するリスクは高いかもしれません。
今後ニーズが減少する見込みがある分野、もしくは将来的な需要の予測が難しい分野への新規参入は、あえて避けた方がリスクマネジメントの観点からはプラスです。
AIがまだ苦手とする分野に狙いを定めたい
デジタル時代となった今、ベンチャービジネスを無事に軌道に乗せるためには、AIがまだ苦手とする分野に狙いを定めたいところです。
今後急激にパソコンやアプリケーションの技術革新が進んだとしても、そもそも機械化が難しい分野はまだまだ少なくはありません。
例えば、旧型の機械製品のメンテナンスや修理などはむしろ人の方がアドバンテージを持ちやすいです。
様々な事情から旧型の機械製品を使い続けなければいけない現場やクリエーターは珍しくありません。
いわゆる普通の家電やスマートフォンなら故障しても、新しい物に買い替えればOKです。
一方で買い替えたら今まで通りの仕事が出来なくなる旧型機器については、多少コストが掛かっても良いので迅速に故障を直したい、そういったニーズが健在です。
故障した旧型の製品は、形も仕様も不具合の理由もまさにケースバイケースです。
3DプリンタやAI等の最新技術は、ゼロの状態から全く新しい製品を製作する事は得意ですが、そもそもの情報が少ない旧型の機器、それも不規則に部品が壊れていたり不具合を起こしている物をメンテナンスする作業には向いていません。
パソコン修理の作業は臨機応変で柔軟な対応の連続
どの部品が不具合を起こしているのか、どうやって部品交換をすべきか、顧客のニーズに応えるためにはどういったテクニックを駆使すれば良いのか等、パソコン修理の作業は臨機応変で柔軟な対応の連続です。
同じパソコンのメンテナンスや修理依頼でも、顧客によって求める具体的な希望条件は十人十色であり、リアルタイムでコミュニケーションを交わしながらのフレキシブルな対応が求められます。
ベンチャービジネスと言えば最新鋭のノウハウや技術を駆使する事、という印象があるかもしれません。
一昔前は確かにそういった側面があり、いち早くIT技術を使いこなした若手経営者が世間的に高く評価されました。
一方でイノベーションによってAIや3Dプリンタ等の最新技術が実用化、浸透した今現在だからこそ、いわゆる職人技の再評価が進んできました。
旧世代のパソコンを修理するサービス、一見すると古いビジネスモデルに思えるかもしれませんが、潜在的なニーズは多く、今後のイノベーションの影響を受けにくく、今まで培っていた知識や技術を活かして新規参入できる分野です。
まとめ
今までは都会に店舗を構えないと、顧客から依頼を受けにくかったですが、ネット時代の今なら地方在住でも十分サービスを展開出来ます。
ネットを通じて依頼を全国各地から受け付けられるので、地方でも少数精鋭のスタッフでも十分新規参入が狙える分野です。
ベンチャーに関してよくある質問
Q1. ベンチャーとは何ですか?
A1. ベンチャーは、新しいビジネスアイデアを持ち、リスクを取りながら成長していく企業のことを指します。通常、ベンチャーは資金集めに悩むことが多く、投資家からの資金提供を受けて成長します。
Q2. ベンチャー投資家はどのような人たちですか?
A2. ベンチャー投資家は、新しいビジネスアイデアに投資し、成長する可能性があると考えるベンチャー企業に資金を提供する人たちです。彼らは、高いリターンを期待しながら、リスクを取ることによって、新しいビジネスアイデアを支援します。
Q3. ベンチャー企業は、大企業とは違って成功する確率は低いですか?
A3. ベンチャー企業は、リスクを取ることによって成功する可能性がありますが、成功する確率は低いと言われています。しかし、成功したベンチャー企業は、大きな成長を遂げることができ、投資家にとっても大きな利益を生むことができます。
最終更新日 2025年5月20日 by 10witnes